歌をやめないとまず決めていた。
友達にお世話になる前に。
まさかそんな深刻な状況だと思わなかったが
是非にと言ってくれたから甘えさせていただくことにした。
わたしは気を放ちながら歌う。
生気を削りながら歌うわけだ。
だから、あまり食べてないのに
毎日3時間歌いだしたのが原因かもしれなかった。
でも、もう諦めるわけには行かない。
先生は私の声を受け入れてくれた。
父や母でさえ受け入れてくれなかったのに。
プロもうなる歌い手になってみせる。
前、よつばが整体難民のたどり着く店になり得たように。