地球最後の転生らしいが、
時々タマシイはわたしをクマムシみたいに
鍛え上げようとしてるんじゃないかと感じるときがある。
クマムシは見た目がアレなので画像は控えるが
熱にも寒さにも真空にまで耐える最強の虫らしい。
プライドってなに?流行りってなに?
と余分な鎧を無理やり脱がされ
代わりにデザインだとか、品質だとかで
本質を突いた羽衣を着せてくる。
鎧は戦いのある世界に必要なものであり、
そんな世界にいなければいい話だし
もし何かあればかわせばいい、
みたいな、
クマムシと羽衣だと全然違うようだが
シンプルに身ひとつで強くなれ、
周りと馴れ合って無駄をするなと言われている気がする。
何があるかわからない世の中
少食で生き抜けるようになっておけ、
でも使える手札は全部使い切りお得に豊かに生きろ、
ハムスターの涙の手取りでも蓄えられるようになれ。
仕事は確かに1つだけど、
人生の流れがやらせようとすることは
いかにぎりぎりのコストで見栄えも保ちながら最大の効果を得て利益を残そうかというけっこう熾烈な自営業みたいな世界。
今月も最低限食べるものは
調味料、米、コーヒー込みで5000円以内に収まった。
でも、心身の不調をなだめるための食べ物や
毎日習慣にしていたアルフォートビターは
含まれていない。
投資としてカウントしている。
これを、今度から弟に教えてもらった
牡蠣のサプリが一手に引き受けることになる。
スタミナや精神安定など効果が多岐に渡るからである。
食費5000円、サプリメント5000円。
1万食費にしたほうがいい感じもするが、
プラセンタ(胎盤エキス)を食べ物で探すのは難しいし
牡蠣も毎日5個ずつ食べるのは非現実的なので
お金で誰かの研究を便利に買う形になる。
わたしは胃を小さくしながら
必須アミノ酸と若返りの栄養を取りつつ
最低限の手取りで歌を歌いながら
非力にたくましく生きていくんだろう。