歌への愛が、
音楽を仕事にしたことで安心して消えかけていたが
いろんな流れで無理矢理にでも朝イチに歌うことになった。
ダイエット、歌、スタミナの3点を
やじろべえみたいなバランスで暮らしていくことになる。
久々に使い始めたカラオケルームには
過去の有り余る歌への情熱が残っている。
危うく月38000円の虚しい支払いと
デッドスペースになりかけていた防音室は
見えないなにかの心臓マッサージと人口呼吸で息を吹き返した。
歌いながら、小さい空間にいることを忘れて
のびのびくつろいだ膨らんだ気持ちになることがある。
ここまできたらしめたものだ。
ちゃんとカラオケとして楽しめているということだから。
後は、どうやって大事に自分に手をかけて
幸せを声に乗せるか。
録音した歌声は、色んなものを脱ぎ捨て
包容力も失った代わりにキレが出ていた。
丸みが足りない。
体重をこれ以上増やさずに見た目を絞り
歌を豊かにするにはどうしたらいいんだろう。
生きてきた涙も喜びも音になる。
断捨離が声に出てる( ;∀;)