久しぶりに記憶に残る夢を見た。
19くらいを思い出す夢だった。
本当に色々ありながら心は温かい人間だったはずだった。
楽より人情を追う生き方をしていた。
命の危機を感じたトラウマで冷え固まった胸の真ん中が今
小さなうさぎでもいるようにぽわぽわしている。
魂って偉大だ。
どんなに変質しても戻れるのだ。
懐かしい風のにおいをかぐように、
昔を一瞬にして思い出せるものだ。
2回夢を見て、共通点は
まっさらな鏡のような面にひびが入るというもの。
あれはたぶんわたしの心だろう。
「同じ割れるなら美しく」
って言っていた。
「ガラスのように血を流すのではなく
天然石のかけらみたいに美しく」
これからどんなふうに生きていこうか。