ピンときたことをパッと行動に移してみる。
気にはなってたけどほっといたペンキの跳ね、
玄関の砂ぼこり、
長いこと触っていない押し入れ。
除光液でペンキを拭き取ったり、
掃き清めたり、
整理整頓したり。
何かのために生きなければと思っていたことが
幻だったのだとわかり始めたここ最近、
追いかけてきた理想がいらなくなり
おろそかにしてきた手元足元に気がつく。
卵を焼く加減、
古本屋の本のにおい、
雑巾の水かえ、
そんなものを積み重ねて
毎日をかたどるためにわたしは生まれてきたのだなあ。